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広島で6千人が人文字「NO WAR」
世界中で反戦運動が高まりをみせる中、被ばく地広島では、市民6000人の市民が集まり、反戦をアピールする巨大な人文字を作りました。
「NO WAR」
「NO DU」
イラク攻撃反対、劣化ウラン弾反対、という巨大な文字が出来上がりました。
人文字を作ったのは市民およそ6000人、イラク攻撃と共にDU=劣化ウラン弾反対を大きく取り上げたのは訳があります。核兵器と同じように、放射能被害をもたらせる非人道的な兵器だからです。
劣化ウラン弾は、12年前の湾岸戦争でアメリカ軍が使った兵器です。放射能性物質を含んでいるために放射能汚染をもたらし、今も子供の白血病やガンが多く発生しているといいます。しかし、イラクが敗戦国であるためか殆ど知られていません。
――放射能という点では原爆と変わりないということですか?
「全く変わりないどころか放射能だけに限って言えば、(原爆の)7倍の影響があると専門家たちが言っているです」。イラクを視察し現状を知った森滝 春子さんらは、市民1万人による人文字づくりを考えますが、参加を約束した市民は3日前には750人程度に過ぎませんでした。
「戦争が行われることを何としても止めたいと思っております」。会社員、サラリーマンそして主婦。さまざまな年齢や職業の人が全国各地から集まっています。目標には届かなかったものの、6000人余りが参加しました。
「これだけの人と心を一つにできたのはうれしいです」
「これで戦争が終わるならうれしい」
「まだまだ広島も捨てたもんじゃないかな、と思って」
罪なき市民が犠牲になる戦争反対、さらには非人道的兵器の使用反対。戦後58年目を迎えた被ばく地広島で、参加者は思いを一つにしていました。(2日 16:50)