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ニューヨークで「予備役」部隊の出陣式
イラク攻撃に向けアメリカ軍の態勢づくりは最終段階を迎えていますが、現地におもむく兵士の半分近くは「予備役」、つまり、普段は他の職業をもつ兵士たちです。
ニューヨークで行われた予備役の部隊の出陣式です。43人の予備役は、この日を境に1年間家庭を離れ、湾岸地域への配備につきます。
ニューヨーク、ロングアイランドの陸軍施設です。ここを拠点とするのは、普段は一般の市民として生活する予備役。いわば、パートタイムの兵士たちです。
「複雑な気持ちです。愛する人々を残して行かなくてはならないつらい思い・・・。しかし、国のために何かできる機会でもあるのです」(予備役、エバンスさん・郵便配達員)
世界最強を誇るアメリカ軍を支えるのは、およそ140万人の現役兵とともに、召集命令によって配備に着く、およそ50万人の予備役です。
予備役は、ひと月のうち1回の、週末2日間の訓練参加に加え、年間2週間の集中トレーニングを受け、大統領の召集に備えます。
出発を前に、ピーター・ブラジルさんは、自らの任務を家族に伝えました。
「現地に行って、人を助ける任務だよ。いいかい?、わかったね。そして、みんなが家でやらなければならないことも、わかっているよね」(ブラジルさん)
「いつも父のことを考えます。Eメールを出して、手紙を書いて・・・。私がいつも思っていると、父にわかるようにね」(ブラジルさんの長女)
「お母さんを助けるよ。ベッドも自分で整えるんだ」(ブラジルさんの長男)
ブラジルさんは、普段は路線バスの運転手。予備役に加わったのは4年前のことでした。
「アメリカでは徴兵がありませんから、現役兵と同じ義務を果たすものとして、軍は予備役を頼りにしているのです」(ブラジルさん)
今回、湾岸地域に展開する予備役は10万人に及ぶ見通しです。アメリカでは、一般市民も戦争の足音を肌で感じ始めています。(1日18:30 )
http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline707734.html