現在地 HOME > 掲示板 > 戦争24 > 1265.html ★阿修羅♪ |
|
【ワシントン=本間圭一】米国防総省は28日、同時テロ後の大統領令でテロリストなどを裁くため設置が認められた軍事法廷において、訴追の対象となる犯罪24項目の草案を公表した。罪状には、生物・化学兵器の使用や、軍事施設に民間人を配置する「人間の盾」の実行など、対イラク戦争を想定した犯罪も含まれており、フセイン政権に、圧力をかける狙いもあると見られる。
2001年11月にこの大統領令が出た後、国防総省が検討を続けてきたもので、24項目は、このほか、ハイジャック、テロリズム、女性への暴行など。キューバのグアンタナモ米軍基地には国際テロ組織、アル・カーイダのメンバーら約650人が未訴追で拘束されているが、今回の罪状草案発表で軍事法廷開廷の手続きが進行し、メンバーの一部が同法廷に訴追される可能性がある。
非公開の軍事法廷に関しては、人権団体が、戦争捕虜の人道的待遇を定めたジュネーブ条約違反と批判している。米国は、アル・カーイダのメンバーを戦争捕虜とは認めていない。
(3月1日23:09)