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【ロンドン16日共同】16日付の英日曜紙オブザーバーは、米国防総省筋の話として、ラムズフェルド米国防長官の指示で先週、ドイツ駐留の米軍部隊をすべてドイツから引き揚げ、一部をポーランドやチェコ、バルト三国などに新たに配置する計画が同省内で検討されたと報じた。
同紙によると、この計画はイラク攻撃に戦力も資金も出さない方針を表明し、国連安全保障理事会でも武力行使に反対する姿勢を打ち出したシュレーダー・ドイツ首相の「裏切り」に対する「懲罰」で、基地経済の恩恵を受けているドイツ経済に打撃を与えることができると国防総省筋は話しているという。
同長官は既に在外駐留米軍の縮小やテロとの戦いに向けた再配置を検討する方針を示しているが、ドイツからの全面撤収構想はその枠をはるかに超える大胆な内容と同紙は伝えた。
米軍はドイツ国内に北大西洋条約機構(NATO)軍として約5万人を駐留させている。 (14:03)