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(回答先: イラク戦争に賛成する日本人よ、それならまず貴様らから米国傭兵に志願して、イラクへ行き、戦闘に加われ。 投稿者 あんたから逝きなさい。 日時 2003 年 2 月 16 日 16:15:57)
今日の中日新聞の記事です。
これを実施すれば戦争は起こりっこないという法案をよんだことがあります。批判精神のかたまりのような評論家、長谷川如是閑が昭和四年に書いた「戦争絶滅受合(うけあい)法案」で、こんな大意です。
戦争になったら、左記の男性を最下級の兵卒として招集し、速やかにこれを最前線に送り、敵の砲火の下に実践に従わしむべし。
@元首(君主、大統領)
A元首の親族
B総理大臣、大臣、次官
C代議士(戦争に反対投票した者を除く)
D戦争に反対しない僧正、管長、高僧
「本人の年齢、健康状態を斟酌すべからず」ですから、除外者はいません。条文はさらに続きます。
「その有資格者の妻、娘、姉妹などは戦争継続中、看護婦または使役婦として野戦病院に勤務せしむべし」
痛烈な皮肉でしょう。戦争を起こした政治家たちこそ真っ先に流血の戦地へ行け。自分や家族が破壊と殺戮の現場に立つことを想定したら、開戦の決定ができるか、と。
イラク攻撃に躍起のブッシュ米大統領に問い掛けたいものですが、きっと聞く耳を持たないでしょう。最強を誇る米軍のワンサイドの戦いだから、最前線でも一兵卒が命の危険にさらされることはないと確信しているのです。
ピンポイント爆撃など「テレビゲームのような」と修飾されたのが湾岸戦争でした。ブッシュ大統領が描く戦争はその延長戦です。イラクのフセイン大統領に「ゲームは終わりだ」と言いながら、米軍には安全なバトル(格闘)ゲームを始めたがっているかにみえます。
戦争の悲惨に重いを致さない米国の戦争理論にゲーム感覚の恐ろしさを感じます。
(中日新聞 社会部長・志村清一)2003・2・16