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02/27 21:56 反体制派の全面協力が必要 クルド人指導者、米けん 外信116
【アンマン27日共同】イラク北部のクルド人自治区サラフディ
ンで開かれているイラク反体制派会合で二十七日、クルド愛国同盟
(PUK)のタラバニ議長は、フセイン政権打倒後のイラク統治に
は「反体制派の全面協力が不可欠」と述べ、米国の戦後占領やトル
コ軍のイラク北部駐留計画への反発を示した。
会合関係者らによると、議長は「(ここに集まった)反体制派組
織は、すべてのイラク国民を代表しているわけではないが、重要で
有力な勢力だ」と述べ、戦後のイラク体制づくりで、クルド人やイ
スラム教シーア派主導の反体制派が主導権を握るのを阻止しようと
する米国の動きをけん制した。
会合に派遣されたハリルザド米特使はこれに先立つ二十六日「米
国にイラクを支配する意図はない」と訴え、米統治は新生イラクが
安定するまでだと強調したが、反体制派の理解と支持取り付けが、
なお困難な現実を露呈した形となった。
反体制派会合は当初、同日中に閉会する予定だったが、合同指導
部の構成や人選などで意見がまとまっておらず、二十八日か来月一
日まで延長される可能性がある。
(了) 030227 2156
[2003-02-27-21:56]