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【ブリュッセル=刀祢館久雄】グロスマン米国務次官(政治担当)は27日、ブリュッセルで北大西洋条約機構(NATO)理事会に出席し、対イラク戦の後の治安維持や人道援助活動などへの支援を改めてNATOに打診した。
米国は昨年12月以降、対イラク戦への広範な支援をNATOに要請していたが、開戦に反対する独仏とベルギーが決定を阻止。このためNATOはトルコ防衛に限定し、仏抜きの加盟18カ国で支援策を決めた。今回の米の打診は戦後の活動も同盟国が分担する分野に加えてもらい、自国の負担を軽減する狙いとみられる。
ただ、再びNATOが是非をめぐり紛糾する事態を避けるため、米国は支援を強硬には要請せず、検討を促す形にとどめた。グロスマン次官は記者会見で「提案は既にテーブルに載っている。同盟国が議論し決める必要がある」と述べた。 (12:00)