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(回答先: 江沢民主席、元首として最後の会談相手はカストロ氏 [日経] 投稿者 ファントムランチ 日時 2003 年 2 月 28 日 03:57:49)
2月26日23:55
【北京=杉山祐之】北京で24日から開かれていた中国共産党第16期中央委員会第2回総会(2中総会)は26日、来月5日からの第10期全国人民代表大会(全人代=国会)第1回会議で審議する国家機関指導者人事案などを採択して閉幕した。26日発表された総会コミュニケは、江沢民・党中央軍事委員会主席(国家主席)の進退には触れず、江氏が引き続き軍事委主席ポストを掌握していくことが確定した。
江氏は昨秋の党第16回大会で党総書記は退いたが、軍事委主席には留任、「最高実力者」の地位を維持した。ただ、その後も、「党の指導下にある軍事委の主席は、本来、党トップの胡錦濤総書記が務めるのが筋。指揮系統の二元化は避けるべきだ」(中国筋)との原則論は根強く残った。
党内の一部では、軍ポストを手放さなかった江氏への感情的な反発も出た。
党規約上、同委メンバーを決めるのは中央委員会だ。江氏が軍事委主席を退任するなら、2中総会がそのタイミングと見られていた。
今回、江氏が軍事委主席を降りなかったことで、胡政権に対する江氏の“院政”は、長期化する見通しが強まっている。「昨年の党大会で総書記引退を最大の政治カードにした江氏は、今後も、軍事委主席引退の時期というカードを持ち続ける」(同)との指摘も出ている。
一方、コミュニケは、総会で採択された指導者人事案の具体的な名前は記していない。だが、全人代では、胡総書記が国家主席、呉邦国副首相が全人代常務委員長、温家宝副首相が首相に就任するのは確実だ。江氏は、党軍事委と実質的には同じ組織である国家軍事委主席に選出される。
総会はまた、政府機構改革を進めるための「意見」を採択、政府に対して、同意見をもとに政府機構改革案を作成し、全人代に提出するよう求めた。同案では、中央省庁が大幅に改編される見通しだ。
総会はさらに、「今全人代を成功させることは、(江氏が提唱した指導思想)『三つの代表』(党は、先進的生産力と文化、広範な人民の根本利益を代表)を全面貫徹する上で重要な意義を持つ」と強調した。
転載元
URL:http://www.yomiuri.co.jp/05/20030226id22.htm