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日本初の情報収集衛星(偵察衛星)について、政府は来月28日に鹿児島県の宇宙開発事業団種子島宇宙センターからH2Aロケット5号機で打ち上げる方向で、地元漁協など関係団体との調整に入った。
打ち上げるのは、光学センサー(望遠鏡)を備えた衛星と、悪天候や夜間でも撮影が可能な合成開口レーダーを装備した衛星の2機。今年夏にも同じ組み合わせの衛星をさらに2機打ち上げ、4機体制にする予定。
運用が始まれば、地球上の特定地点を24時間以内に撮影することが可能になる。衛星は発射後数日で軌道に乗り、約3カ月間の機能確認のテストなどを経たあと、実際の運用が可能になる。4機そろって運用できるのは、作業が順調に進めば、04年3月ごろになるという。
H2Aロケット打ち上げでは、周辺地域の漁業への影響が考えられるため、政府の担当者が、鹿児島県の関係漁協などに打ち上げ日を含めた状況を説明している。政府関係者によると、こうした調整を経たうえで、打ち上げの1カ月前ごろまでに、正式に打ち上げ日を確定するという。衛星4機、地上施設の建設費用などを含め、打ち上げにかかる費用は約2500億円。