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■2003/02/16 (日) 唐外相「中国は古代文明」わかってるじゃん奴隷国家。
6時起床。福島県小名浜市。JALの機内誌『WINDS』の依頼で鮟鱇の取材に来ている。もっとも掲載は来年。季節感を大切にする雑誌ではよくあることだ。昨夜はいきつけの『松喜鮨』でメヒカリの握り。いまこの時期ここでしか食べられぬ繊細な脂肪の逸品。今朝の『報道2001』などを見ているとアメリカのイラク攻撃について出てくる人がみんな「北朝鮮の脅威から守ってくれるのはアメリカしかいないんだから日本としては尻尾を振ってついていくしかない」と仰る。竹村健一さんも「自分の国を守るいうことを50年もほっておいたからそうなるんや」と言いつつも原則賛成。情けない。こうしてこの国は目の前の水たまりに落ちることを恐れて世界中から侮蔑を受けてきたのだ。ここ数日の世界世論の変貌は変化というよりも変質と言った方が正しい。歴史はこうして動くのだ。イギリスでは史上最大のアメリカでもベトナム戦争以来のデモが行なわれた。注目すべきは平和バカや環境原理主義者や人権ゴロではない人々が街頭に出始めたことだ。「平和大国」のはずの日本ではわずか5000人。それも例によって在日や外人のコメントを朝日が拾っているようではこの国だけがまた「変質」から取り残されている恐るべき鈍感さ。ネットを駆使して動く巨大なマネ−の脅威を私たちは既に知った。世論も同様である。何が世界を動かしているかをブッシュは知ることになるであろう。ロ−マ法王の特使がフセインと会談をしているような状況でブッシュは国内カソリックに背を向けてイラク攻撃が出来ると本気で思っているのか。ブッシュ政権内部の分析者たちは既に冷静な結論を出しているはずだ。世界が注視しているのは最早「フセインか平和か」ではない。「ブッシュか平和か」なのだ。そんな大局に気づかずに北朝鮮怖い怖いでブッシュ狗のケツを舐める恥辱。それこそ金正日に思うツボではないか。日本国憲法の精神はこういう時のためにあるんじゃないのかね。世界平和の前では従容として死に就くのではないのかね。それが平和に対する義ではないのかね。安保理では国連史に残る論戦が行なわれている。中共の「ヤメナサイ」唐野郎がぬけぬけと「我々の祖先は平和こそが最善の選択肢と考えてきた」と言うのをジンギスカンに虐殺された欧州の代表たちが聞いているのには爆笑だが。どうして同様の論議がわが国会ではできないのか。不眠不休でやれよ。その上で我々もあるいは街頭に出よう。
(勝谷誠彦の××な日々)
http://www.diary.ne.jp/user/31174