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あると思うよ。
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投稿者 理佳子 日時 2003 年 2 月 27 日 12:03:24:

(回答先: 認識違いがありませんか? 投稿者 横レス 日時 2003 年 2 月 27 日 04:30:00)

丁寧なレス有り難うございます。

>エルサレムに住むつもりがなくても、
>エルサレムに土地を持っているユダヤ教徒は多数います。
>正式にユダヤ人と呼ばれる人は、母親がユダヤ教徒である人です。
>(父親がユダヤ教徒で母親が異教徒の場合は、ユダヤ系○○人と呼ばれます。)
>また、現代のユダヤ人とはユダヤ教徒のことを指し、人種については規定していません。

↑結局ね。
思想が受け継がれている事が問題で、
エルサレムを取り返したい人々がいなくならない事に変わりは無い。


>それは、古代ユダヤ王国全盛期の版図を見れば分かります。
>聖書に書かれている黙示録の成就を願っているのは、
>敬虔なクリスチャンも同様です。なんせ、選ばれて神の国、
>1000年王国への道が約束されているそうですから。

↑そうですよ。
だから、ユダヤの中のエルサレムを取り返したい人々に、別の協力者も出てくるのです。
現在、歴史は、聖典の賞味期限が切れる局面を迎えているのです。
そういう人々の視野には、コーランに則ってイスラム教を終わらせた後、
聖典のリニューアルをする作業があります。
世界の権力の頂点に立つ人々が、こんなオイシイ利権を見逃したりしない。
今回のエルサレム返還計画は、
死海文書から起源を発する宗教圏の人々の政治的支持を自分に都合の良い
ストーリー展開の自作自演で未来永劫取り付けられる話なのですから。
世の中を支配、統治している『素』は何だと思いますか?
『政治理念』でも、『武力』でも、『お金』でもない。
↑こんなモノを根底に、支配者が政権の安定を図っても、
人々は素直に言いなりにはなり続けない。
一部の有識者を除いて殆どの人は、『政治理念』の道理を理解出来ない。
『武力』や『お金』を基盤にすると、下克上がいつまでたっても終わらない。
政権には必ず、宗教の追認(=聖典の予言のスケジュールに則した政権の樹立)
が必要なのだ。
これをするだけで、支配者は楽に民衆を統治出来る。
政策の善し悪し、政権の正統性全てを、
『神による偶発で起きている事態なのだから、皆さん受け入れて下さいね。』
と、たったこれだけの説明で、どんなわからんちんでも、気難しい人でも、
丸め込めるのだ。
ここで、有識者が『勘弁してよ。理論性も学術的背景も無茶苦茶じゃんかよ。』
と、啓蒙しまくっても非力なだけだ。
有識者は自分と同じ知能レベルの数少ない人しか説得出来ないないし、
数の勢いで支持される思想や政策を押し止める事等出来ない。
更に、弾圧すればする程、結束が強くなる宗教程、
政治支配のアイテムとして優れているモノは無い。
宗教を上手に活用仕切れない支配者は必ず没落する。
政権は宗教に則っていさえすれば、他の敵対勢力がどんなに理論武装しようが、
どんなに武力や経済で弾圧しようが、簡単に崩壊しないのだ。
逆に宗教に則らない政権は宗教を上手に活用した政権に淘汰される。

ローマ法王だって今回の戦争にはかかわっているよ。
近年、ローマ法王は、進化論をある程度受け入れ、サルから人間を作ろうと試みた。
その動機は、人間を創造する事によって、
彼がイスラム教を終わらせる預言者の地位につきたかったからであり、
また、次世代の聖典を意識した結果でもある。
彼は『悪魔払い』を行って失敗したが、これは彼が気がふれたからではない。
キリスト教の中から預言者を輩出させるためのネタが欲しかったのだ。
つまり、キリスト教だって『世界征服の素争奪戦』に必死なのだ。
ただね。

『世界征服の素争奪戦が決着する事』
=『世界支配の根拠が一極に集約する事』
=『世の中から戦争が無くなる事』

だから、世界の民衆にとって悪い話じゃない。
が、宗教の権威が分散したまま、現状のまま放置すれば、定期的に戦争は起き、
さらに、今後の未来は、世界の支配者が政権の安定に用いてきた聖典の賞味期限が切れる事から、
下克上も止められず、戦乱の世になっていくだろう。

宗教(=聖典による統治)のない世界は恐ろしい。
世界中が北朝鮮のようになる。
民衆を締めつけすぎ恐怖政治にすれば生き地獄になり諸外国の反発を食らうし、
民衆統治を緩めれば政権が覆る。
そういう意味では、北朝鮮は、政治的支配にもっと自国の古来の宗教を活用するべきだった。
キムジョンウィルの最大の失敗は自分を神格化させてしまった事。
自分を神格化させた場合、政策に訂正がきかなくなるのだ。
なんせ、神様は民衆に迎合せず間違った行いを絶対しないから神様なのだ。
政策が間違ったまま訂正が出来ないとなると、
単なる独裁者への道を驀進するしかなくなってしまうのだ。

で、この理屈に則ると日本の天皇制は優れている。
日本はオリジナルの神様、天皇を据えるだけで、外国の神様(=外国人による政治的侵略)
をかわせる。
また、天皇が政治に参加せず、コンパニオン化し、
キレイ事系の公務だけをこなす事によって、
『日本の顔』というイメージを保ちつつ、
総理大臣のように失策による失脚やスキャンダルを免れる。
天皇が総理大臣職も兼ねちゃうと、天皇の地位も含め、
日本政府の信頼はあっと言う間に失墜する。
日本は政治と切り離した天皇を神として据える事によって、
政権の安定化を図っているのだ。
誰が考え出したんだろうね?
『象徴天皇』は政治戦略として素晴らしい!!!!!


>アメリカはイスラエル建国以来、一貫してイスラエルを援助してきました。
>お金.物資.その他もろもろ。もちろん現在も、毎年巨額のドル資金と物資を援助しています。
>(イスラエル国民一人当り、50万円相当額の直接的金銭援助)
>今回のイラク戦争を積極的に望んでいるのは、シャロンの方です。
>(シャロンの大イスラエル構想)
>だから、アメリカがお金をユダヤから搾り取れるだけ絞り取っての認識は誤りです。

ブッシュがアフガニスタンの空から食糧をバラ撒いた時、
シャロンは、『私の経費をアラブのために使う事は許さない』って
CNN.COMで言ってましたよ?
それに、自分たちのお金を戦争の経費として使う場合、
第三国を経由せずに使うのはみっともないでしょ?
大人の社会は普通そうするよ?

>歴史的に旧市街は、ユダヤ教徒.キリスト教徒.イスラム教徒が住み分けながらも、
>平和裏に共存生活をしていた場所です。
>三宗教それぞれの聖地や準聖地がある場所でもあります。

↑こーゆー宗教分散を終わらせようと言う話なのです。
平和に暮らしていると言ったって、それは長い歴史の中では一時的な休戦でしかない。
つまり、未来の戦火の火種は燃え続けている状態だ。
しかも、今回は、それぞれの聖典に則って、正統に宗教を統合出来る条件が揃っているのだ。
このやり方であれば未来に禍根は残らない。
その場凌ぎで取りあえず戦争をしない事を『平和』と呼んでいたのでは、
戦争は終わらない。
そういう大衆行動さえ次の戦争に利用されるだけだ。
戦争の火種に宗教的解決を与えてやる事が、恒久的な平和に繋がる。

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