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15日付のニューヨーク・タイムズ紙は、イラクへの武力行使の開始が当初に見込まれていたより遅れ、3月中旬か下旬にずれこむ可能性を報じた。3月初旬は新月を挟み月明かりが少ない時期で空爆に有利との理由などから、米軍には早期開戦論も根強いが、国連安保理での議論もにらみ、軍指導部は作戦開始の遅れもやむを得ないとの考えに傾いているという。ただし、焦点はあくまで開戦の時期で、武力解決を目指すブッシュ米政権の姿勢にいまのところ変わりはないともしている。
米軍当局者や軍事専門家らの話として伝えたところでは、基地使用問題などで一部に遅れが出ていたトルコや、クウェートへの兵力の派遣、前線での攻撃準備などには、さらに約1カ月を要するという。一方で、4月に入ると中東地域では気温が上昇し、前線の部隊が「鉄床上の金づち」状態になるなど作戦を遂行するうえで多大な支障が生じるとされる。
このため米軍当局者たちは3月初旬の攻撃開始に焦点を当ててきたが、すでに軍指導部では開戦の遅れを指摘する声も出始めているという。 (01:07)