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北朝鮮は核兵器を装着した弾道ミサイル1〜2基で米西海岸を攻撃する能力を保有しているとテネット米中央情報局(CIA)長官が12日、明らかにした。
同長官は同日、上院軍事委員会聴聞会で北朝鮮が米西海岸に到達できる弾道ミサイルを持っているかとの質問に、「秘密解除された返事はそうだ」とし、「彼らはそのようなことが出来ると思う」と話した。
合わせて、「北朝鮮は今1〜2基のプルトニウム核爆弾を持っている」とし、「北朝鮮が保有した核兵器数を1〜2基と見ることが極めて適切な判断だと思う」と強調した。
ジャコビー国防情報局(DIA)局長は聴聞会室の外で記者たちの質問を受けて、北朝鮮は米西海岸に到達できる3段階テポドン2号ミサイルを保有していると確認して、「そのミサイルは地上では試験を終えたが、まだ試験発射をしていない」と付け加えた。
2001年12月、秘密解除されたCIA文書は北朝鮮のテポドン2号ミサイルがアラスカ、ハワイ、米国西海岸に到達できると明らかにしたが、米政府高位関係者がこれを公開的に認めたことは今回が初めてだ。
これについて、北朝鮮外務省の李グワンヒョクは13日、平壌でAFP通信に対し、「万一自衛措置が必要な場合、全世界あらゆる米軍と部隊に対する攻撃がなされうる」と警告した。
彼はまた、「韓半島で新しい戦争が勃発する場合、周辺国も戦争に陥ることは避けられなくなる」とし、「北朝鮮は欧州連合(EU)が米国に対して北朝鮮と対話するように圧力を加えてくれるよう希望している」と話した。
一方、ワシントンタイムズは北朝鮮が最新の長距離ミサイルであるテポドン2号の初試験発射のための準備を進めているとして、国防部情報消息筋を引用して報道した。
これとともに、米政府は北朝鮮が核爆弾1〜2個を保有しているという情報を日本に伝えてきたと日本経済新聞が同日報道した。
米国はまた、北朝鮮の核問題解決のための北朝鮮との直接対話提案を一蹴し、北朝鮮が核拡散防止条約(NPT)、韓半島非核化宣言、1994年の米朝ジュネーブ基本合意など、既存の義務を遵守するように説得するため、代価は提供しないとの立場を明言した。
ラダメーカー米国務次官補(軍備統制担当)は13日、国連軍縮会議(CD)基調演説を通して、このように話し、「北核問題は不可侵条約締結だけで解決されることはできないし、イラク問題と同じように国連安保理で扱われなければならない懸案だ」と強調した。
韓国速報 03/2/14