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☆公明党も現実的?になったもんだ
2月14日 2:58
公明党:政府の対イラク「攻撃支持」容認 新決議なくても
公明党は13日、米英両国が国連安保理による新しい決議が採択されない状態でイラク攻撃に踏み切った場合でも、日本政府の「攻撃支持」表明を容認する方針を固めた。複数の党幹部が明らかにした。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が核問題をめぐって挑発を繰り返していることから、米国との連携を維持するためには共同歩調を取らざるを得ないと判断した。
同党内では武力行使容認決議なしの「支持表明」は戦争容認と受け取られるとの懸念が強く、統一地方選への影響も考えれば容認できないとする意見が強かった。しかし、北朝鮮の核問題が国際原子力機関(IAEA)から国連安保理に付託されることが決まり、反発した北朝鮮がミサイル発射実験再開などの対抗措置に出る可能性も生まれている。このため「イラク攻撃には反対だが、北朝鮮問題では支援を、というスタンスは通らない」(幹部)と、日米の協調関係強化を優先すべきだとの意見が支配的になった。
[毎日新聞2月14日] ( 2003-02-14-03:01 )
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2003年2月14日付
イラク問題 米国は平和解決に努力を
冬柴幹事長、ベーカー大使と会談
武力行使には国際社会の合意必要--幹事長
新国連決議に最大限努力--大使
ベーカー米国大使(右から2人目)と会談する冬柴(中央)、高野(左隣)、上田(左端)、の各氏 公明党の冬柴鉄三幹事長は13日、東京・赤坂の在日米国大使館を訪問し、ハワード・ベーカー駐日大使とイラク問題、北朝鮮問題をめぐり意見交換した。これには高野博師国際委員長(参院議員)、上田勇国際局長(衆院議員)が同席した。
冒頭、冬柴幹事長は、6日にイラクのシャーキル駐日臨時代理大使と懇談し、国連査察団のイラク人科学者からの国外での聴取と、U2偵察機による上空からの査察を受け入れ、査察に全面的に協力するよう要請したことを紹介。今後も中東7カ国(エジプト、ヨルダン、シリア、クウェート、モロッコ、サウジアラビア、リビア)の大使と懇談し、イラクが国連安保理決議を順守し、事態が平和的に解決されるよう協力を求めていくと伝えた。
その上で冬柴幹事長は、米国がイラクの国連決議順守に向けて、軍事力を背景に圧力をかける一方で、軍事的措置に至る前にイラクが武装解除することを期待し、武力行使の最終的決断を控えていることを評価。万が一、武力行使に踏み切る場合には、「国際社会の一致した合意が必要であり、新たな安保理決議が不可欠である」と主張した。
これに対し、ベーカー大使は、「(米政府は)武力行使の前に、武力行使を容認する新たな安保理決議の採択を求めることは確実だ。安保理における全会一致の合意が達成できるよう最大限に努力するが、新決議が得られなければ安保理決議1441で実行することになる」とし、日本に対しては、「新決議案が提出される前に相談したい」と答えた。
冬柴幹事長は、湾岸戦争の際、軍事的措置も含めあらゆる手段を尽くすことを決めた安保理決議678が採択された後も、イラクに考え直す機会を与え2カ月間、武力行使を控えていたことに言及。「今回も、たとえ武力行使を容認する新国連決議が採択されたとしても、即座に武力行使に踏み切らないでほしい」と訴えた。
これに対し、ベーカー大使は、「非常に重要な視点である」とし、辛抱強く対応していきたいと述べた。
また、北朝鮮問題について冬柴幹事長は、話し合いで解決することが大切であるとし、「北朝鮮を話し合いのテーブルにつかせ、核開発をやめさせるためにも、日本、米国、中国、ロシア、韓国の5カ国の結束が肝要だ」と強調した。
これに対し、ベーカー大使は「北朝鮮の挑発には慎重に対応することが重要。本日の話はそのままワシントンに伝えたい」と述べた。
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