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(回答先: 米国防長官、対イラクで核使用も排除せず [日本経済新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 14 日 13:47:39)
【ワシントン中島哲夫】ラムズフェルド米国防長官は13日、米上院軍事委員会の公聴会に証人として出席し、「イラクで軍事力を用いる場合、通常兵器で必要はまかなえると確信している」と述べた。しかし、前提として「攻撃された場合の核兵器使用の可能性は排除しないというのが米軍の伝統的な政策だ」と語っており、核兵器不使用を宣言したわけではない。エドワード・ケネディ議員(民主党)の質問に答えた。
ケネディ議員は、米軍がイラクで生物・化学兵器による攻撃を受けた場合、核兵器での反撃を検討していると米メディアが伝えたことなどを背景に、懸念を表明した。これに対しラムズフェルド長官は、核兵器使用の可能性を排除しないという基本政策を示したうえで、45年の広島と長崎に対する使用例以外は、朝鮮戦争でもベトナム戦争でも使わなかった事実を指摘。イラクでも使わずにすむという「確信」を語った。
長官は一方、ブッシュ政権が地下貫通型の核兵器の研究について予算請求していることに関するレビン議員(同)の質問に対し、一部の国が地下施設で兵器の開発や貯蔵を進めていることが「米国の安全保障にとって深刻な障害になっている」と答えた。地下施設の多い北朝鮮などにとって脅威になる研究と言える。
[毎日新聞2月14日] ( 2003-02-14-13:01 )