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【ワシントン中島哲夫】ラムズフェルド米国防長官は13日、米上院軍事委員会の公聴会で証言し、韓国とドイツに駐留する米軍の再編を検討していることを明らかにした。在韓米軍の削減などにつながる可能性が高く、注目される。
長官は在韓米軍について、今月25日に就任する盧武鉉(ノムヒョン)次期大統領の側から見直しの提案があり、これとは別にラポート在韓米軍司令官が既に数カ月以上、非公式に検討を進めてきたことを明らかにした。韓国側の提案は今月初めに訪米した盧次期大統領の特使が伝えたものとみられる。
長官は盧政権が発足すれば直ちに公式協議を開始すると語り、検討対象の実例としてソウル中心部に広大な基地を構える米軍司令部の移転や南北軍事境界線近くからの米軍の後退を挙げた。
長官は、再編によって空、海の兵力移動の拠点を作り、増派を容易にすることで抑止力は保たれると説明した。一部の駐留部隊は米国に戻るとの見通しを示した。
長官はドイツについても、既にイタリアへの兵力移動などを検討していると指摘。冷戦時代の要請による米軍の大規模展開を縮小することを事実上、明示した。
韓国、ドイツは最近、ともに米国との関係悪化が取りざたされ、駐留米軍の削減も懲罰的な意味合いで語られる傾向にあるが、ラムズフェルド長官はこの点は明確に否定した。
[毎日新聞2月14日] ( 2003-02-14-12:12 )
★ 「駐留米軍の削減も懲罰的な意味合いで語られる傾向」って、北朝鮮との緊張が残っている韓国はともかく、ドイツは米軍に出ていってもらえばすっきりという状況だよ。
対立勢力と自力で向かい合えない国家・米軍が落とすお金をありがたいと思う国家・それなしで米国とつながりが保てないと考える国家以外に米軍の駐留を喜ぶところはない。