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(回答先: イラク問題:違反ミサイル保有 攻撃慎重派を批判 英首相 [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 13 日 23:39:16)
イラクの大量破壊兵器問題で14日に開かれる国連安全保障理事会の追加報告で、イラクの保有するミサイル「アルサムード2」の射程が焦点に急浮上してきた。同ミサイルの評価をめぐっては国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)で検討が加えられていたが、米紙ニューヨーク・タイムズは13日、査察委の諮問会が、安保理決議の定めた射程違反を結論づけたと報じた。
査察委のブリクス委員長は14日の安保理で、ミサイルの射程制限が順守されていないと報告する見通し。対イラク強硬姿勢の米英が、専門家で構成される諮問会の結論を、武力行使の根拠になる「重大な決議違反」と主張するのは必至だ。
ミサイルは核や生物、化学兵器の運搬手段となるため、湾岸戦争後の安保理決議で「射程150キロ」を超えるものの開発と保有をイラクに禁じている。だが、安保理筋によれば、エンジンの分析などの結果、「アルサムード2」は制限射程を約40キロ超えて飛ぶ可能性が判明したという。
ニューヨーク・タイムズによれば、ブリクス委員長はこのミサイルを国連査察団に引き渡すようイラク側に要求する方針でいる。また13日付の英紙タイムズは、射程違反の事実は大量破壊兵器所有の決定的証拠に等しいと報じた。
だが、ブリクス委員長は同ミサイルに関し、先月27日の正式報告で、40回の発射実験のうち射程制限を超えたケースが13回あり、うち1回は40キロ近く超過したと報告している。そのときは表だった問題にはならなかった。
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