現在地 HOME > 掲示板 > 戦争23 > 801.html ★阿修羅♪ |
|
【モスクワ田中洋之】タス通信によるとフランスを訪問中のプーチン・ロシア大統領は12日、イラクへの一方的な軍事行動は「絶対に容認できない」と表明、米英が準備しているイラク攻撃容認の国連安保理決議案に関連して「ロシアは拒否権を持っており、必要あれば行使する」と述べた。地元記者団の質問に答えた。大統領は「ロシアは何度も拒否権を行使してきた」とする一方、「今はこの問題を先鋭化させるべきではない」と述べ、イラクをめぐり意見が対立している安保理内の共同作業を進める用意を表明した。
また大統領は、米国の強硬姿勢がなければイラクから国連査察への協力を得ることはできなかったと評価し、「米国は軍事行動を開始せずに面目を保てる」と指摘。問題解決の外交的手段が残っているうちは「許された範囲を超えて戦争を始めてはならない」と米国に自制を求めた。
[毎日新聞2月13日] ( 2003-02-13-11:00 )