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先日 禁玉パウエルが上院委員会で持ちだした16分のカセットテープ。このなかで、ビンラディンはイラクとパートナー関係にある、といっていると禁玉は説明した.ところが、以下の記事によると、アラビア語の理解できる人には、そんなことまったくいっていない、というのである。
http://www.scoop.co.nz/mason/stories/HL0302/S00082.htm
むしろテープの声の主は、フセイン・バース党を社会主義者で背教のけしからん男だ.フセイン体制転覆せよ、と彼をめちゃくちゃこき下ろしているのだそうだ。どこをどうひねっても、聞いても、ラーディンフがフセインに親近の情、連帯の情を示しているところはないそうである。これは、ラディンが原理主義者で、フセインが世俗政治体制を基礎としていることを知っている人たちには、当然といえる(それでもアメリカの対抗軸で一本化する余地はあるが)。
で,禁玉はこのテープは中東のCNNといわれる、アルジャジャジーラの持っていたテープだ、という一方、アルジャジーラはそんなテープしらない、という(笑)。
で、ここからなのだが、CNNのキャスター(アンカー)はこの禁玉発言を紹介しながらなんといったか。
”undeniably links Iraq with Al-Quiada"
「否定しがたくイラクとアルカイダはリンクしている」といってのけたのである。このようにして
By default, the U.S. public is offered half-censored, half-baked version of the audio tape.
素のままの情報ではなく、米国市民は、半分検閲され半分加工されたバージョンのカセットテープを提示されている、というのである。
ここで理解できるのは、禁玉たちはアルカイダ=ラク説のラインでデタラメな情報操作を徹底しておこなっており、CNNのような主要メディアが禁玉たちを徹底して助けている寒すぎる現実なのである。英国ではM16「最高機密報告」がいまとなっては古い意味のない学生のパクリ情報であったことが大々的に報道され、ブレア政権ガタガタになっている一方で、そのパクリだったことをアメリカ報道メディアは徹底して伝えていないのである。
米国政権は言った方が勝ちという考えなのだ。ウソも100回いえば本当になる、というそれこそ、ヒトラーのような戦術を使っているのである。
とにかく、アルカイダ=イラク説の枠組みで、かつ、アルカイダが今アメリカ国内でテロを引き起こそうとしている、というプロパガンダを米国内で徹底して毎日展開しているのである。
アメリカ国内の新聞の見出しは日に日に一面にそのプロパガンダの文字が踊りを強めているのである。