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12日付の米紙ワシントン・ポストは、ライス米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が11日にニューヨークの米国連代表部で国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)のブリクス委員長と極秘に会談、委員長が14日に行う国連安全保障理事会への対イラク査察追加報告で、イラクが大量破壊兵器を自主的に廃棄していないことを明確に宣言するよう説得工作を行った、と報じた。
米政府筋や国連外交筋が明らかにしたという。フランス、ドイツ、ロシアなどが査察継続を求める中、ライス補佐官は委員長説得により、英国が来週にも安保理に提出する武力行使容認の新決議案への支持固めを狙ったとみられる。
同紙によると、補佐官は委員長との会談で、イラクが米偵察機U2の査察飛行を認めたが、依然、飛行計画の事前提出という条件付きであり、査察への全面協力にはなっていないなどと指摘したという。
関係筋によると、ブリクス委員長の追加報告は、1月27日の正式報告に比べて短く、現時点での草案では、イラクの明白な違反を断定するような文言は含まれていないという。(ワシントン共同)
[毎日新聞2月12日] ( 2003-02-12-18:37 )
★ 今日昼の「NHKニュース」で、NHKが行ったというブリクス委員長への単独インタビューを放映していた。
そのなかで、ブリクス委員長は、「確かに進展はあるが、イラクが全面的な協力をしているとは言えず、米国を説得することはできない」、「現状では、安保理で査察の継続は認められないだろう」と語っていた。
なお、ワシントン・ポスト&ニューズウイークの基本的スタンスはイラク攻撃慎重派です。