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02/12 09:15 東シベリア油田に資金参加 平沼経産相が親書で表明 外経15
【モスクワ12日共同=太田清】平沼赳夫経済産業相が昨年十二
月、ロシア東シベリアでの油田開発に「資金面を含め日本が参加す
る用意がある」との考えを伝える親書をロシアのユスフォフ・エネ
ルギー相とグレフ経済通商相に送っていたことが十一日、外交筋な
どの話で明らかになった。
日本側は石油公団が中心となり、両省やロシア石油大手と実際の
開発協力について既に交渉を開始。ロシア側は日本の協力姿勢を「
歓迎」(同筋)しているという。
石油公団などは有望な鉱区のめどを付けた上で、早ければ二○○
四年から埋蔵量確認などの共同調査に入りたい意向で、実現すれば
極東サハリンの油田開発に次ぐ日ロ共同開発となる。
日本の原油輸入は中東に約90%を依存している。最近のイラク
危機などで中東への依存度を減らす必要に迫られており、特に日本
が権益の一部を持ち、産油国側の事情に供給を左右されない「日の
丸油田」の開発が急務となっている。
日本はまた、東シベリアから極東のナホトカに向かうパイプライ
ン建設の誘致もロシア側に働き掛けており、共同開発とセットでロ
シア石油の確保を狙う考えだ。
交渉は東シベリアに石油開発の権益を持つロシアの石油大手ユコ
スやチュメニ石油会社などとの間で行われており、並行してロシア
政府との間で共同開発が始まった場合の生産物分与法の適用につい
て協議している。
具体的な開発鉱区は、埋蔵量調査などの後に正式決定される見通
しだが、イルクーツク州とサハ共和国にまたがる地域などが有望視
されている。
東シベリアの開発では中国政府も日本と同様の働き掛けを行うな
ど競合しており、日本も迅速な対応が求められている。
(了) 030212 0915
[2003-02-12-09:15]
02/12 09:15 ロシアの石油開発とは 外経16
ロシアの石油開発 ロシアの原油生産の約7割が集中する西シベ
リア地域が中心だったが、生産開始から30年以上を経た油田が多
く、施設の老朽化や資源枯渇などの面から東シベリアでの油田開発
に期待が高まっている。しかし大半は埋蔵量も確認されていない上
、道路などの社会基盤整備も遅れており、開発には多額の資金が必
要で、日本などの協力の必要性が指摘されている。(モスクワ共同
)
(了) 030212 0915
[2003-02-12-09:15]