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東京 2月12日(ブルームバーグ):川口順子外相は12日昼に首相官邸で開催された政府・与党連絡会議で、イラク攻撃問題をめぐる日本政府の態度を賛否いずれかに現時点で決めるのは適切でないと説明した。上野公成官房副長官が記者会見で明らかにした。
それによると、公明党の神崎武法代表は、イラク問題は平和的解決が重要であり、イラクが無条件査察を受け入れるよう説得してほしいと要請。また冬柴鉄三幹事長は、同日午後7時からの小泉・神崎会談でイラク問題が話し合われるだろうが、公明党は最終的に小泉純一郎首相に判断を一任したいと述べたという。
共同通信は、会議で福田康夫官房長官が日銀総裁人事についても首相に一任してほしいと述べたと伝えたが、上野副長官は記者説明では言及しなかった。
東京 浅井秀樹 Hideki Asai
★ ここ一週間が山で、あと二週間ほどで米国による武力行使が実施されようとしているのに、「態度決定は時期尚早」と言うのには恐れ入る。
米国の軍事力行使に対する“態度決定”ではなく、イラクの大量破壊兵器廃棄という建前的目標をどのような方策で進めるべきかの主張や助言が求められているのである。
川口外相は、昼の「NHKニュース」で、国際社会が対立しているのは問題でイラクを利することになると語っていた。
国際社会が対立しているのは、目標に至る手段をめぐるものである。それに対する日本の主張を語ることなく(米国よりの発言は繰り返しているが)、つまらぬ論評をしてお茶を濁す段階ではないのである。