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先ほど放送された「BBCニュース」は、バリ島爆弾事件の犯行を認めたアリ・イムロン容疑者の記者会見の模様を映像付きで流した。
記者会見には二人の犯人が望み、イムロン容疑者は警察関係者と順次握手した後で会見(説明)に望んだ。
200人前後の死者が出た2発目の爆弾について、釣りで着用するようなベストを示し、6本の爆発物を内側に仕込んだ状態で実行犯が着用し自爆したと説明した。
事件後の報道や被害状況でもわかるように、農薬を主体とした筒型爆発物6本で行われたテロ攻撃ではない。
事件後の報道では、車に積まれた軍事用C4爆弾100Kg以上が爆発させられたと伝えられている。(起爆は携帯電話を使った遠隔操作だとされていた)
そうでないとしても、半径300mのコンクリート建造物に被害が出た爆弾事件が、農薬を主体とした筒型爆発物6本であるというのは笑い話の類である。
ここで書いたことは、BBC自体が報道した内容でもある。
まともな記憶力と思考力がある人であれば、今回の記者会見で語られたことがウソに満ちていることは容易にわかることである。(事件直後の報道内容が正しいということではなく、ベストに仕込んだ筒型爆発物6本だという説明)
ロイターはさすがに恥ずかしくて容疑者の説明内容を記事にできなかったようだが、こんな馬鹿らしい説明であの事件のかたがついていくとしたら世界に救いはないだろう。
※『バリ島爆発事件容疑者「犯行グループは誇り、事件は後悔」 [ロイター]』
( http://www.asyura.com/2003/war23/msg/659.html )
※ 容疑者が説明しているときに後ろに座っていた警察関係者がニヤニヤしていたのはお愛嬌だろうな。
恥知らずのBBCは、「あの犯行はインドネシア人は誇りに思うべきだ」という容疑者の発言とともに、犯行の説明をそのまま垂れ流していた。