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(回答先: 仏が対米支援で拒否権=イラク戦めぐりNATOに亀裂−緊急会議で対応協議へ [時事通信] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 10 日 20:05:50)
[パリ 10日 ロイター] ラムズフェルド米国防長官は、イラク攻撃に備えたトルコ防衛強化に向けた北大西洋条約機構(NATO)の動きにフランス、ドイツ、ベルギーの3カ国が反対している問題で、「不名誉」なことだとの見解を示した。
長官が欧州8紙とのインタビューで明らかにした。
フランスのフィガロ紙が伝えたところによると、長官は「特定の加盟国」と名指しを避けながらも、防衛強化要請の妨害は不名誉なことだとした上で、「当該国は、自国民や他の加盟国から非難されるだろう」と述べた。
また、生物・化学兵器に対応できる装備や空中警戒管制機(AWACS)などの防衛手段の提供を、トルコ側から要請されていたことを明らかにした。
一方、パウエル米国務長官は米フォックステレビの報道番組に対し、今回の動きは「許しがたい」と発言。
「米国ではなく、イラクによって危機にさらされるリスクのある加盟国のために、NATOが団結して立ち上がるべき局面を迎えている」として、判断が下される翌日までの24時間以内に、ドイツ、フランス、ベルギーが考えを改めるよう求めた。