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2003年2月9日 日曜日
原子炉の建設資金はユダヤ系アメリカ人たちが巨額の寄付を行い、フランスが全面的に技術支援して、ネゲブ砂漠の中に「ディモナ原子力発電所」が作られ、1968年から核弾頭の製造が始まった。アメリカの大統領は、1961年にケネディ大統領がイスラエルの核開発を牽制したほかは、歴代大統領はすべて、アメリカ国内のユダヤ系の人々との関係が悪化することを恐れ、見て見ぬふりをしていた。
イスラエルは、アメリカの金融資本を握っているユダヤ系アメリカ人や、そのユダヤ系の人々のロビー活動によって親イスラエルの傾向が強いアメリカ議会を通じて、アメリカの政治を動かす力を持っている。そのためアメリカは、イスラエルの核兵器開発を阻止することができなかったし、イスラエルがアメリカから軍事機密や核兵器の部品を持ち出しても、不問に付してきた。
とはいえ、イスラエルが核兵器の保有を宣言したら、アメリカから強く非難されるだろう。アメリカには、核実験をした国には経済援助をしてはならない、という法律がある。もしイスラエルが核実験から核兵器保有宣言、というコースを歩めば、アメリカからの年間30億ドル(4200億円)の経済援助を止められてしまうことになる。
(静かにアメリカをコントロールすればいい 田中宇):http://tanakanews.com/980812israel.htm
米国と仏露中がイラクでの石油権益を分割したのです。このため、 イラクのフセインは排除させる。戦争ではなく、クーデターか暗殺 でのようだ。そして、仏はフセインの脱出先を世話する可能性があ る。米国というか仏露中独も含めた国連軍がイラク進駐する無血占 領になるようですね。どうも。戦争は回避して、米欧の妥協的政権 ができることになった。勿論、権益も妥協的な線で落ち着いたよう である。日本も、この国連軍の一翼を担ったほうがいい。おこぼれ がもらえる可能性がある。それは言い過ぎとしても日本の世界貢献 を宣伝できる。
しかし、ここで面白くないのは、イスラエルである。相当の出費で 共和党の中間選挙とネオコンを支えてきた。しかし、イスラエルの 望んだイラクとの戦争にならない。欧米の裏取引が出来てしまった 。これには納得がいかない。そして、ネオコンという米国内での大 きな味方がいる。この連中を使って、イラク戦を戦うキャンペーン をするようである。 しかし、ネオコンと共闘していたチェイニーなど政権内タカ派が この戦線を離脱するようなのです。パウエルなどの政権内国際協調 派に同調するようだ。 モルガン系の企業幹部とグリーンスパンなどから意見されて、チェ イニーは方針を転換した。このために、2年後もブッシュは副大統 領にチェイニーと言いはじめている。中間選挙での選挙資金集めで チェイニーは、米国単独でのイラク攻撃が欧州とのビジネス連携が 大きい米国企業に大きな負担になることを知ったようだ。
(イラク攻撃回避とイスラエル F):http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/k4/141110.htm
今日は川口外務大臣が二つのテレビ番組に出ていた。おそらく主要国間で決着は付いているのだろう。イラク攻撃に関してはもっぱらパウエルが仕切っている。ラムズフェルドは北朝鮮に発言を移してきている。チェイニーは目立つ発言を控えている。ドイツとフランスは独自のイラク武装解除案を出してきた。全てこれらの動きは出来レースだ。先日川口外務大臣が国連の多国籍軍に参加する事を検討すべきと発言している。
主要国間で話し合いの中身はおそらく次のようなものだろう。イスラエルとイラクとの戦争を回避させるために、アメリカがイラク攻撃のポーズをとる。単独攻撃も辞さずと強硬な発言を繰り返し、それに対してドイツ、フランス、ロシアが止めに回る。その間に反戦デモが大きくなり、ブッシュ政権も振り上げた拳を下ろしにくくなり、独仏が出してきたイラク武装解除案に乗ることになる。イラクのフセインは徹底抗戦をするだろうが、暗殺かクーデターで処分される。
おそらくこのようなシナリオは出来ていると思われる。米国軍部も大義名分のない戦争はしたくないだろう。アフガニスタンを見ればわかるとおり泥沼化してきている。そうなると米国経済がパンクしてしまう。米国政府が正常な判断能力を持っているのならば、土壇場でイラク攻撃は回避されるだろう。米国内のイスラエルロビーもイラクが武装解除されれば文句は出ない。
このようにイスラエルからの圧力により、米国のイラク攻撃をけしかけられましたが、ブッシュ政権は茶番劇をして、戦争を回避しようとしていると見ています。このようにアメリカはイスラエルに翻弄されている。このように世界にとって一番危険な国は実はイスラエルだ。核武装をしたイスラエルは、アメリカを脅し、ヨーロッパを脅している。ミサイルも国産化している。その意味で北朝鮮とイスラエルは世界で最も危険な国家だ。
そういえば日本は北朝鮮の工作員が各方面に活動し、政治家をとりこみ、マスコミを脅してきた。この点がアメリカとイスラエルの関係とよく似ている。しかし拉致事件で金正日はへまをしでかして、日本国民の怒りは頂点に達している。北朝鮮と縁の深い朝日新聞やテレビ朝日もお手上げのようだ。そういえば最近は朝鮮民主主義人民共和国などと長ったらしい国名を言わなくなった。脅されて言わされていたのだ。
イスラエルも調子に乗りすぎてアメリカを脅迫することは止めるべきだ。イスラエルのシャロンが金正日のようなへまをしでかせば、一夜にして世論は変わる恐れがある。たとえユダヤ人がいくら金を持っていて、政治家やマスコミを抱きこんでいたとしても、陰謀はいつかは暴かれる。とはいっても現在のアメリカにそのような動きは見られない。今のところアメリカ国民には悪影響はないし、アメリカの金融経済を支えているのはユダヤ人達だ。
しかしイラク戦争に踏み切り、長期化してイスラムとの宗教戦争にもつれ込み、米軍兵士に多くの戦死者が出るような泥沼になったら、イスラエルに対する風当たりが強くなるだろう。CNNやABCニュースを見ても連日サダムフセインを叩くキャンペーンを繰り広げている。日本やヨーロッパから見れば気違いじみてみえる。イスラエルもテロの報復合戦でますます強硬になっている。アメリカを引きずり込み、大イスラエル建設の野望にシャロンはとりつかれている。
アメリカがイスラエルを見捨てる日 南で食事をする男:http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/5894/
中東の悪魔シャロン(漫画):http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu44.htm