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【ワシントン9日時事】ブッシュ米大統領は9日、ウェストバージニア州で演説し、「国連は近々、平和維持に関してその使命を果たせるか否かの正念場を迎える」と言明、イラクのサダム・フセイン政権に対して決然たる態度を取るよう強く迫った。また、パウエル国務長官はテレビ各局の番組に出演。イラク戦回避に向け、仏独両国が査察強化の新提案を準備していることについて、「問題の解決にならない」と不快感を示した。
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※ 独仏案に対するブッシュ政権の反応(再掲)
米国の虚をついた独仏提案にブッシュ政権憤激 ラムズフェルド国防長官激怒 [BBCニュース]
先ほど放送された「BBCニュース」は、トップで、14日に安保理に提案されることになった独仏案に対して、米国政権が予測しないまま虚をつかれたかたちで公表されたもので、ブッシュ政権は憤激しており、ラムズフェルド国防長官は激怒していると報じた。
ラムズフェルド国防長官は、イラクが12年間ウソを突き通したことが問題であり、査察の強化は意味がないと主張しているとのこと。
ブッシュ政権は、拒否権を持つロシアが独仏案支持に回ることを危惧しているとも伝えた。
米国は、独仏案が提案されても、拒否権を行使して葬り去ると見られる。
★ 独仏案が安保理に提案されて米国が拒否権を行使することで葬り去れば、米英がめざしている武力行使容認決議案も拒否権が行使される可能性が高いので、米国としては、独仏案の正式提案を断念させるか拒否権の行使ではなく反対多数で葬り去る道を追求するだろう。
ブッシュ政権は、自分の主張をめぐって反対があるとは思っていただろうが、独仏が主導権を握って米英に“踏み絵”を踏ませるような行動に出るとは思っていなかっただろう