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先ほど放送された「BBCニュース」は、イラク当局者との2日間にわたる協議を終えたブリクスUNMOVIC委員長とエルバラダイIAEA委員長の記者会見内容を伝えた。
● ブリクス委員長
この2日間でいくつかの新しい良好な進展があった。
イラク側は、炭そ菌・ミサイル・VXガスの廃棄に関する新たな文書を提出した。
イラク側が神経ガスの廃棄に関する化学的な検査を行うことを了承したので、廃棄した神経ガスの質や量について把握できる。
米国の偵察機飛行についても、前向きの回答を得た。
● エルバラダイ委員長
イラク側はより協力的になった。
UN安保理は、査察の継続を認めて欲しい。
★ 独仏提案と軌を一にするようなイラク側の軟化です。
ブッシュ政権とブレア政権が独仏提案とイラクの姿勢変化にどう対応していくかが、14日までの攻防ポイントになるでしょう。
パウエル長官の証拠開示パフォーマンスが英国報告書へのインチキ指弾やCIAのリークで権威を劣化させている状況でのこのような変化ですから、米英も、イラク査察打ち切り→武力行使容認決議には厳しい見通しを持つことになるでしょう。
ブッシュ政権の腹は固まっていると思われるので、ブレア政権が今後プードル状態(米英一心同体)を貫けるかどうかが日本の判断にも大きな影響を与えるはずです。