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イラク訪問中の国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)のブリクス委員長と国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長は9日、大量破壊兵器開発疑惑に関する国連査察への協力促進を目指し、イラクのサーディ大統領顧問らと2日目の協議を行った。
ロイター通信が国連筋の話として伝えたところによると、イラク側は8日夜と9日午前の協議で、新たな文書をブリクス委員長らに提出した。9日の文書は核分野に関連するものだという。委員長らは9日午前の協議の後、ラマダン副大統領とも会談した。
ブリクス委員長は8日夜、記者団に初日の協議について「有益で大変実のある会合だった」と語った。
米国がイラクへの武力行使を強く示唆していることを踏まえ、国連側はイラクに全面的な協力の具体策や保証を求め、9日中に何らかの合意をまとめたい意向だ。ブリクス委員長らは同日夜(日本時間10日未明)、協議結果について記者会見する予定。
協議結果は、委員長らが14日に行う国連安全保障理事会への査察状況の追加報告に反映され、武力行使か査察継続かをめぐる安保理の議論に重大な判断材料を与えることになる。(バグダッド共同)
[毎日新聞2月9日] ( 2003-02-09-23:36 )