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(回答先: 上と同じ演説記事:国連事務総長、「冷酷な選択も」とイラクに警告 - 共同 - [日本経済新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 09 日 14:27:50)
★ NHKニュースは、「日本経済新聞」とほぼ同じ捉え方で報じている。
NHKと「日本経済新聞」は、アナン講演をけっこう突出した解釈を行って報じている。
ニュースで流れた範囲のアナン事務総長の講演内容を解釈すれば、「読売新聞」の記事内容になる。
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イラク攻撃、国連安保理の承認が必要=国連事務総長 [ロイター]
[ウィリアムズバーグ(米バージニア州) 8日 ロイター] アナン国連事務総長は、米国が一国でイラク攻撃を行うことに反対する意向を表明するとともに、国連の承認を受けて武力行使を行う方が正当性や成功率が高い、との認識を示した。
同事務総長が、当地のウィリアム&メリー・カレッジの創立記念日の記念行事で述べたもの。
同事務総長は、イラク問題が一国のみならず、国際社会全体の問題であることを指摘したうえで、国際社会の平和や安全保障への広範な脅威に対抗する目的で武力を行使する場合、国連安全保障理事会の承認が必要不可欠である、との考えを表明。
一方で、武力行使は最終手段とするべきであるとの考えを強調した。
そのうえで同事務総長は、14日に国連安保理で行われるイラク査察の追加報告で、イラクが非武装化をめぐる国連決議に違反していると断定された場合、「安保理は自らの責務を直視しなければならない」と述べた。
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国連事務総長、イラク問題には国連の総意必要と [CNN]
2003.02.09
Web posted at: 19:19 JST
- CNN
バージニア州ウィリアムズバーグ(CNN) アナン国連事務総長は8日、当地で演説し、イラクの武装解除は、「一国ではなく、国際社会全体が決めること」と指摘し、米国は攻撃開始前に国連の総意を得るべきと訴えた。
アナン事務総長は、「国家が自衛目的でなく、より幅広い国際平和と安全のために武力行使を決意するにあたって、安全保障理事会が与える独特な正当性にかわるものはあり得ない」と訴え、米国が外交努力によって国際社会の連携を構築した時にこそ、国連が機能すると述べた。
事務総長は一方で、イラクに対し、イラクがこのまま国連査察に充分な協力姿勢を見せない場合は、安保理が「冷酷な選択」を迫られるだろうと、強く警告した。
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アナン事務総長「イラク攻撃、安保理の承認が必要」 [人民網日本語版]
アナン国連事務総長は8日、米バージニア州で講演し「イラク問題の平和解決に努力する責任が国連にはある。イラクへの武力行使は最後の選択で、国連安保理の承認が必要だ」と指摘した。
アナン事務総長は「イラクの武装解除は一国だけの問題ではなく、国際社会全体の問題だ。武力攻撃が自衛ではなく、世界の平和・安定への脅威を解決するためならば、国連安保理の承認という合法性が不可欠だ。世界の各国、人民の国民はこの合法性を重視している」と強調。「再びイラク戦争が起これば、イラクと隣国の国民に大きな損失と苦しみを与える。その上、大量破壊兵器が使用されれば、武器拡散防止への国際社会の努力は致命的な打撃を受ける。大量破壊兵器の使用命令を下したり、関与したりした者は責任を問われるだろう」と警告した。
さらに同事務総長は、国連が責任を回避することはありえないとの考えを表明した上で「安保理第1441号決議で与えられた最後のチャンスをイラクが生かさず、武装解除を拒めば、安保理は査察報告に基づいて、1990年よりさらに厳しい選択を取らざるを得ない」と述べた。
「人民網日本語版」2003年2月9日