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トルコ政府は8日、対イラク攻撃の際、イラク北部への侵攻を可能とする米軍部隊約3万8千人の駐留をトルコ国内の複数の基地で受け入れる方針を固めた。今月18日に再開される国会で正式承認を得る見通しという。
AP通信がトルコのテレビ局NTVの報道として伝えたが、トルコ政府は報道に対する確認を拒否している。
米政府はこれまで最大約8万人の駐留をトルコ側に要求していたとされるが、トルコでは反戦の声が根強く、駐留兵士の数を大幅に減少させた形での受け入れとなったとみられる。
トルコ国会は今月6日、米国がトルコ国内の軍事関連施設の改修工事を実施するとの政府提案を賛成多数で承認しており、今回の報道が事実とすれば駐留受け入れ決定もスムーズに承認される見通しという。
米軍はイラク侵攻の際に南部のクウェートと北部のトルコからの攻撃が可能となり、対イラク攻撃態勢の準備が一層整うことになる。(カイロ共同)
[毎日新聞2月9日] ( 2003-02-09-11:04 )