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リヤドからの報道によると、ペルシャ湾岸の6カ国で構成する湾岸協力会議(GCC)は8日、サウジアラビアのジッダで閣僚級の緊急会議を開き、米国がイラク攻撃に踏み切った場合、イラクがクウェートを報復攻撃する事態に備え、GCC合同部隊をクウェート防衛のため派遣することで合意した。
派遣部隊の規模は明らかでないが、クウェートのジャビル国防相は同日、クウェート通信に対し「可及的速やかに」部隊を派遣する意向を示した。
GCC諸国はこれまで、米国によるイラク攻撃に反対を表明してきたが、一転して、対イラク戦は不可避との認識を明確にした動きといえる。
湾岸6カ国は1990年のイラクによるクウェート侵攻を教訓に、合同の防衛軍を設立。「(アラビア)半島の盾」として、イラク国境に近いサウジアラビアの北部地域などに常備軍を置いてきた。
常備軍の規模は、イラク情勢が緊迫し始めた2001年に約5千人から約2万人に増強されている。(カイロ共同)
[毎日新聞2月9日] ( 2003-02-09-11:17 )