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太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)二月八日(土)
(第四百八十一回)
○朝日新聞、平成十五年二月八日。
フランスの学者、トッド氏談話。
その要旨は次の通り。
(1)米帝国崩壊過程にあり。
(2)ドイツ、フランスを軸とするヨーロッパの台頭に、米国は
恐怖する。
(3)ドイツの米国からの離反は歴史的事件だ。
(4)イラクは、この米国と欧州の対立にとっては、脇役だ。
(5)欧州主要国が同調しない場合、米国は、イラクに対する
どんな戦争が出来るのか。
○ここに述べられて居ることは、一応、表面的分析としてはその
通り。
○しかし、ここで我々は、ジョン・コールマン博士の説を想起する。
即ち、「三百人委員会」の第三次世界大戦計画では、
フランスとドイツは、ロシアと同盟して、
米英中共と戦う、
と言うのである。
○確かに、目下展開されつつある状況は、この構図に向かって動
いた、とも受け取れる。
○ドイツの国民も政府も、米国と手を切る方向に一歩、動いた。
○しかし、日本のマスコミ界は百パーセント、ドイツのこのイニシ
アチーブに対して「冷笑的」である。
○この場合、「イニシアチーブ」は、
変針。
思い切った方向転換。
と言った意味である。
○米国の全知全能をひたすら盲信するだけの白痴又は売国奴
日本の権力、マスコミ、学界、宗教界などのエリートたち。
こうした白痴エリートにとって、ドイツの方向転換は、子供じみ
た、失敗するに決って居る冒険でしかない。
○こうした白痴マスコミの典型か、
東京新聞、平成十五年二月八日の記事(前ベルリン特派員)で
あろう。
○コールマン博士は、来るべき第三次世界大戦は、アジア戦域
(シアター)では、
米国中共が同盟して、
ロシア日本と戦う、
との構想が三百人委員会によって立てられて居ると言う。
○しかし、今のところ、そう成りそうもない。
○日本は、現状では、戦わずして滅亡、亡国、米中両国による共同
占領と言う名の共同収奪、
と成りそうな気配だ。
○そして更に、韓国と北朝鮮は、金正日を元首として統一され、
そしてこの統一朝鮮は、イルミナティ三百人委員会世界権力の
日本民族皆殺し作戦の突撃隊として利用される、との可能性あり。
○つまり、日本は、殆ど無抵抗状態で、米中韓国北朝鮮によって
鋏み撃ち包囲殲滅される。
これが、イルミナティにとっては「最良のシナリオ」であろう。
○日本人が今のままの白痴化夢遊病患者状態を続ければ、
あながち、それはあり得ないことではない。
(了)
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