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(回答先: アフガン:オマル師が米軍部隊にジハード呼び掛け [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 09 日 03:56:05)
フセイン政権を倒せてもアメリカはイラクで真の勝利は味わえない。なぜならイラクの国民はイラク人である前にイスラム人であるし、それにイラクは大変プライドが高い国だからだ。アメリカが本気になれば十年やそこらは占領できるだろうが、今回は他の国のイスラム教徒も黙ってはいないだろうから、アメリカが思っている以上に苦戦すると予測する。
アメリカは本当に強いのか? 多分正規戦では世界でもずば抜けて強いだろうが、今回の敵は正規戦でなんとかなる相手ではない。しかも暗黒時代のように敵を根切りにする事は、以前よりは若干成長した国際世論が許さないだろう。
イスラムは精神的にはアメリカとは比べ物にならないくらい強い。アフガニスタンで冷酷なソビエトの将校達を震えあがらせたのもイスラム教徒達だった。彼らは自分の命を惜しまないからだ。しかも、それは大日本帝国の時の日本以上にだ。最初から死を覚悟して戦ってる者と、死を恐れて戦っている者とでは歴然とした差が出て来る。アメリカがどんなに頑強に彼らを攻撃しようと、またイスラムがアメリカ兵の1000倍死のうと、この戦争には最終的にはアメリカは勝てない。
我々は第一次、第二次の大戦で多くの同朋を失った。それで多少は進歩した。アメリカが強行にでればでるだけ、国際世論は反発するだろうし、アメリカの国内世論も徐々に政府に反発する方向に行くだろう。