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02/08 09:55 中国ルート優先で妥協案か ロシア石油パイプライン 外経23
【モスクワ8日共同】七日のインタファクス通信によると、日本
と中国が競合しているシベリアのアンガルスク油田からの石油パイ
プラインをめぐり、ロシア・エネルギー省は、中国の黒竜江省大慶
までのルートを優先して着工、その後に中国国境に近い中継地チタ
から極東のナホトカまで日本向けに延長する二段階の妥協案が最も
望ましいとの結論をまとめた。
しかし、日ロ関係筋は「エネルギー省段階での決定ではないか」
と述べ、プーチン大統領が承認したロシア政府としての最終決定に
は至っていないとの見方を示した。ロシア政府筋によると、ルート
の最終決定は三月の見通し。
中国優先の二段階方式案は、一月末にユスフォフ・エネルギー相
が主催し、中国ルートを推すユコス社など石油会社代表も参加して
開かれた会議で、「最も国益にかなう」と判断されたという。
アンガルスク―大慶ルートを二○○五年に完工、最初の五年で年
間二千万トン、一○年以降は年間三千万トンの輸出を目指す。ナホ
トカ・ルートは早ければ○八年完工、年間五千万トンの輸出を見込
んでいる。
アンガルスクからナホトカまでのパイプライン建設は、一月の小
泉純一郎首相のロシア公式訪問で、日本側が今後の日ロ経済協力の
柱として打ち出し、中ロ間で合意していた大慶ルートとの競合が生
まれていた。
(了) 030208 0955
[2003-02-08-09:55]