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2003.02.04
Web posted at: 13:57 JST
- CNN/AP/REUTERS
国連――欧州議会外交委員会のニコルソン副委員長(英貴族院議員)は3日、国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)のブリクス委員長に対し、イラクの大量破壊兵器保有に関する「証拠」を提出したと明らかにした。イラクが「極東」から、大量破壊兵器製造にも使える「パイプ」を購入していると示す書類もあるという。国連本部で委員長と会談した後、記者団に語った。
副委員長は、「この情報は数日前にイラク国内から得られたもので、他の誰もまだ目にしていない」と説明。「これまで特定されていなかった場所2カ所で、大量破壊兵器が隠されているとの情報を得たため、ブリクス委員長に証拠として提供した」と話している。
さらに副委員長は、イラクが「極東」から「パイプ管」を購入していると示す注文書を、ブリクス委員長に提出したという。この「パイプ管」は、大量破壊兵器の製造に使用される可能性があるものだという。
副委員長は、情報源については明らかにしていないが、ブリクス委員長に提出した書類には、イラク人の情報提供者1人の名前を記載したという。
「情報源は1人だけではない。(ブリクス委員長が)情報提供者の安全を約束できると分かったので、今後はもっと速やかに情報を提供する」とニコルスン副委員長は話している。
ニコルソン副委員長は長年にわたりイラクの人権問題に関わり、フセイン政権によって土地を追われたイラク人を支援する団体を主催している。このため、フセイン政権から迫害されているグループとの接触が多く、情報を得やすい立場にあるとされる。
★ 日本政府を揺さぶるための情報ではないでしょうね。