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川口順子外相は4日の閣議後会見で、地域紛争などでの戦後復興支援に関連し、国連安保理決議に基づく多国籍軍への自衛隊派遣について「(国際的な)ニーズはある。日本国としての議論が必要だ」と述べ、柔軟な考えを示した。
米国などがイラク攻撃に踏み切った場合、戦後復興支援の一環として、治安維持などのための多国籍軍への自衛隊派遣を検討すべきだとの考えを示したものとみられる。また、外相は、国連平和維持活動(PKO)への自衛隊派遣の5原則についても「ご議論をいただきたい」と述べ、見直しも視野に検討する意向を明らかにした。
[毎日新聞2月4日] ( 2003-02-04-11:20 )