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【ワシントン中島哲夫】ブッシュ米大統領は3日、バーレーンの国家元首であるハマド首長とホワイトハウスで会談した。ハマド首長はこれに先立ち、パウエル国務長官とも会談した。対イラク武力行使をにらみ、米政府自ら「最終局面」に入っているという外交戦略の一環だ。
バーレーンはペルシャ湾中部の島国で、米海軍第5艦隊の司令部が置かれている。最近、国民の間で米軍のイラク攻撃準備への懸念や反発が高まっており、両首脳は対策を協議したとみられる。
会談開始前、ハマド首長と並んだブッシュ大統領は記者団に、両首脳ともに「イラク問題を平和的に解決できることを望んでいる」と指摘。「しかし、サダム・フセイン(イラク大統領)がしないなら、我々が武装解除する」と改めて決意を示した。
スペースシャトル「コロンビア」の事故が米政府のイラク政策に何らかの影響を与えるかどうか注目されているが、ブッシュ大統領が姿勢を変えた兆候はない。
[毎日新聞2月4日] ( 2003-02-04-12:03 )