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【カイロ=新居益】3日付の汎アラブ紙アルハヤトは、ペルシャ湾岸筋の話として、イラクのフセイン大統領の亡命計画をトルコが推進したが、イラク側が拒否したため挫折したと報じた。
同紙によると、トルコは米国によるイラク攻撃回避策として、<1>フセイン大統領がトルコまたはその他の希望する国に亡命<2>大統領と家族に対する訴追免除を国際的に保証――の枠組みを立案。ギュル首相が先月、中東各国を歴訪して根回しする一方、トゥズメン貿易担当国務相が先月10日にバグダッドを訪問してイラク側に正式提案した。
イラク側はこの際、諾否を一切示さなかったが、トルコはフセイン大統領に決断を迫るため、中東6か国首脳会談の開催を計画した。しかし、直前になって、イラク側が亡命を拒否すると回答したため、会談は急きょ外相級に格下げされたという。
(2月3日21:16)