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スペースシャトル墜落事件は、事故か政治的操作の結果か.両面から慎重に判断する必要がある。
1。1962年、ペンタゴンは、米国民間機を墜落させる、民間船舶を沈没させる。あるいは、フロリダでテロ事件を発生させる、あるいはNASAロケットを墜落させる(具体的にはジョン=グレン飛行士の殺害)それをキューバ政府の仕業としたうえで、キューバ侵略を正当化する計画書をペンタゴンのトップ5人が共同署名し、当時のジョン=ケネディー大統領に提出、しかし大統領に採用されなかった経緯がある。その計画書、マル秘公式文書がアーカイブから取り出され公のものになった。作戦名をノースウッドという。ペンタゴンその他の政府機関には自国民をみずから殺害した上でそれを外国勢力の仕業とし、相手を攻撃するという方法論が、ネイティブ=アメリカン(インデアン)の土地を奪取する難くせ戦法の時代から伝統的に存在している。
2。スペースシャトルは、NASAのコンピュータによる完全リモートコントロールの対象となっている.つまり、NASA側の判断で墜落させる事も、技術的には可能となっている。
3。NASAの現長官は副大統領の腹心中の腹心である。
4。イラクの建設中の原子炉攻撃した人間を、イラク戦争を始めようとするときに、乗員とすることの意味は非常に計算されている可能性がある.言い換えれば、このタイミングでイスラエルという国の、このような経験のある人物を乗せるというのは、必然的に、政治的意味を持たせられてしまう事は明らかなのに、それを強行していることの意味。デリケートなこの時期によりによって、このようなバックグラウンドの人物をあえて乗せる必要はなく、他にいくらでも飛行士はいるのであるから、普通だったら、政治的に意味のない、無難な人選をするはずだし、そうするべきだ。
5。(東)テキサスに落ちたということの意味。テキサスは大統領の出身地.これもいやが上でも意味をもってしまう。
6。追悼演説をする直前、大統領は笑っており、オンエアーが開始するやいなや、悲し気な表情に切り替わったことを英国BBCが目撃していることを、どう理解するか。
以上、違和感の残る点がすくなくないが、少なくともこの事件は米英政府には、最大の利用チャンスとなっている事は事実。イラク戦争への批判の目を巨大なかたちで、そむけさせることにすでに成功した。開戦はあと数週間である.その間反戦運動は盛り上がる事は予想されていた.今回の事件で、報道機関は、連日これを悲劇の物語として、感情に訴えた番組作りに専念する.日本でも既にそうなっている。反戦から、シャトル墜落に、関心が著しい構造転換をはたした。大統領の追悼演説のテレビ番組は高視聴率を記録した。イラク戦に赴く大統領批判の社会的力は著しく減退した。同時に、世界に、イスラエルへの同情が高まっている。これが偶発的事故だったにせよ、米英政権がこれを政治的に徹底利用することだけは100%間違いない。911事件は17か月がすぎようとしているのに、調査委員会がほとんどまともに開始されていないことと対照的に、この事件では墜落後24時間以内に調査委員会が開かれていることをどう見るか。
この事件はあまりに意味に富んでいる。その分析には慎重さが要求される。