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02/01 02:00 天然痘ワクチンの空輸検討 政府、生物兵器被害を想 政治54
共同
政府は三十一日までに、米軍がイラクへの武力行使に踏み切った
際、イラクが天然痘ウイルスの生物兵器を報復に使用する事態に備
え、周辺国の在留邦人用に、緊急措置として日本からワクチンを空
輸する態勢整備に乗り出した。
国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)などによる一月のイ
ラク査察の報告でも、イラクが生物化学兵器を破棄した証拠はない
と指摘。ラムズフェルド米国防長官も一月末の記者会見で、イラク
が生物化学兵器を使う可能性に言及している。政府関係者は「あく
まで万が一に備えた措置」と強調しているが、イラク攻撃を見据え
た政府としての危機管理対策の一環だ。
具体的には、厚生労働省が国内に備蓄しているワクチンを外務省
が、感染した邦人がいる国へ直接空輸する。時間短縮のため事前に
周辺国の在外公館にワクチンを備蓄しておき、近接する公館から急
派することも検討している。専門知識を持つ医師を派遣し、感染者
や感染の恐れのある人に接種、感染者の治療と二次感染の防止を目
指す。
戦闘が激化する事態も想定し、イラク周辺国間でのアクセス方法
や選択する交通手段などをシミュレーションしている。
政府は既に、中東・ゴラン高原へ派遣中の自衛隊員に天然痘の予
防接種を実施。しかし、天然痘ウイルスは感染後四日以内ならワク
チンが極めて有効に働く特性があることから、イラク周辺国の在留
邦人や中東地域へ渡航予定の国内の一般市民への予防接種は予定し
ておらず、実際に天然痘ウイルスが検出された後に接種することを
基本方針としている。
(了) 030201 0200
[2003-02-01-02:00]
02/01 02:00 急がれる天然痘テロ対策 米軍なども接種進める 政治59
天然痘ウイルスの生物兵器テロについては、米国やイスラエルが
医療、軍関係者へのワクチン接種を進めているほか、日本も中東・
ゴラン高原へ派遣している自衛隊員に接種するなど世界的に対策が
進められている。
同様にテロに使用される恐れがある炭疽(たんそ)菌は、人から
人への感染がなく、感染後でも抗生物質による治療が可能。これに
対し天然痘は、人から人への感染率が80%と高く、抗生物質は効
果がないが、感染後四日以内にワクチン接種すれば発症を防げるな
ど予防、治療いずれにもワクチンが有効とされる。
天然痘は一九八○年に全世界で根絶され、現在では二十歳代半ば
以下は予防接種による免疫を持っていない。米国では国内人口を超
える三億人分のワクチン備蓄があるとされる。日本の厚生労働省の
備蓄は昨年四月で二百五十万人分に達し、現在も備蓄の増加を急い
でいるものの国内人口までは遠く及ばないのが現状だ。
政府は、当面はイラク周辺国での邦人保護に限定して準備を急い
でいるが、実際に天然痘の診断、治療の経験がある医師はほとんど
おらず手探りの状態だ。
(了) 030201 0200
[2003-02-01-02:00]
02/01 02:00 天然痘とは 政治62
天然痘 天然痘ウイルスに感染後、潜伏期間約12日間で、急激
な発熱や頭痛などが始まり、その後、顔や腕などに発疹(ほっしん
)、水疱(すいほう)ができる。人から人へはせきをした際などに
飛沫(ひまつ)感染し、無治療では死亡率は40%以上に達する。
1960年代半ばまで世界で毎年約400万人の死者が出ていたが
、77年以降、患者の発生はない。世界保健機関(WHO)は80
年に地球上での根絶を宣言、同年から日本国内での法律に基づく予
防接種は廃止された。
(了) 030201 0200
[2003-02-01-02:00]
02/01 02:00 差し替え 天然痘とは 政治62
共A3X134政治62S「天然痘とは」の11行目「1960
年代半ばまで世界で毎年約400万人の死者が出ていたが、」を「
1958年当時、世界で死亡者数400万人と推計されていたが、
」と差し替え。
(了) 030201 0200
[2003-02-01-02:00]