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北朝鮮の国連代表部が朴吉淵・国連大使と韓成烈・次席大使のワシントン訪問のため申請していたニューヨークからの移動申請を米国務省が却下したことが1月31日、わかった。ブッシュ政権は北朝鮮との「対話」の用意を表明しているが、両氏が出席を計画していた集会で大統領が演説を予定しているうえ、外交政策に影響力のある有力議員も出席することから、接触を認めることは時期尚早と判断したものとみられる。
米朝関係筋などによると、両氏は宗教の違いを超えて「祈り」の大切さを唱える米議員らが中心になって毎年この時期に開催される「全米祈りの朝食会」に各国の大使と同様、招待された。これに出席するため5、6両日にワシントンを訪問する申請を先週、国務省に提出した。
米国と外交関係のない北朝鮮の当局者は、国連代表部があるニューヨークから米国各地に移動する場合、国務省の許可を必要とする。
同筋によると、北朝鮮の国連大使は93年から毎年この集会に出席。今年は高濃縮ウラン計画に端を発する北朝鮮問題の打開に向け、両氏が上院議員らと会談する方向でも調整していたという。
ワシントンのホテルで開催される集会には、各界から約3000人が出席。大統領が演説するのが恒例で、今年もブッシュ大統領の演説が予定されている。
韓・次席大使は昨年12月、米議員との会談や米政府当局者との接触を求めてワシントン入りを申請したが、認められず、1月にニューメキシコ州サンタフェでリチャードソン同州知事と会談した。
韓・次席大使は朝日新聞記者の電話取材に「ワシントン訪問が拒絶されたのは事実だ。それ以外はノーコメント」と語った。一方、国務省当局者は「今回は訪問を認めなかった。認めるかどうかはその都度、判断する」と述べ、理由についての説明は避けた。
(14:38)