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フライシャー米大統領報道官は28日、イラクへの武力行使を容認する新たな国連安保理決議について、「あれば望ましいが、必要不可欠ではない」と記者団に語った。また、「大統領は武力行使の決定はしていない」と述べ、同日夜にブッシュ大統領が示す一般教書演説では、武力行使の宣言に踏み込まないことを明らかにした。
米政府は、すでに武力行使を認める第2の安保理決議案作成に着手しているが、現時点では安保理内に武力行使に反対する国が多く、採択のめどが立っていないため、提出するかは微妙。報道官の発言は、新決議があれば望ましいことを認めたうえで、それがなくても武力行使に踏み切ることができる、との米政府の従来の姿勢を再確認したものだ。
現行の対イラク決議1441は、査察の期限が区切られておらず、イラク側が順守しなかった場合の措置については「深刻な結果を招く」との表現にとどまっている。
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