現在地 HOME > 掲示板 > 戦争22 > 199.html ★阿修羅♪ |
|
[オタワ 27日 ロイター] イラクのアジズ副首相は、米国がイラクに侵攻しても、イラクは米本土の標的を攻撃する意向はない、と述べた。ただ、米国がクウェートから侵攻した場合は、クウェートを反撃する可能性はある、との見方を示した。テレビで述べたもの。
フセイン・イラク大統領の息子の1人は先週、米軍がイラクに侵攻した場合に米国に起こるであろうことと比較すれば、9月11日の米同時多発テロはたいした事件ではなくなる、との見方を示している。
この発言は米本土への攻撃の可能性を意味するものか、と問われ、イラクのアジズ副首相は、カナダのCBCテレビのインタビューで、「そうではない。対米攻撃の手段もなければ、意思もない」と表明した。
ただし、米軍がクウェートからイラクに侵攻した場合に、イラクがクウェートを攻撃する可能性については、排除できない、と述べた。米国は現在、対イラク戦に備え、湾岸地域で兵力増強を進めている。
同副首相は、「クウェートは戦場であり、米軍は現在クウェートに駐留し、イラク攻撃の準備をしている。クウェートからの攻撃があれば、イラクが報復しないとは言えない。米軍がどこから攻撃を開始するにしても、イラクは報復する。これは正当なことだ」と強調した。