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[ミラノ 27日 ロイター] パウエル米国務長官は、イラクが大量破壊兵器を保有している証拠を近く公表する方針を示した。
イタリアのコリエレ・デラ・セラ紙とのインタビューで述べたもの。
同長官は、インタビューで、「米国は、情報機関の活動により、イラクが禁止された武器を保有していることを裏付ける複数の情報を得ている」と発言。
さらに、「安全が確保され次第、来週もしくはその後の近い時期に、この資料のかなりの部分を公開できると考えている」と述べた。
同長官は、近いうちに、イラクのフセイン大統領がこうした大量破壊兵器を使用できる状態になる、との認識も示した。
パウエル長官は26日、国連安保理がイラクの武装解除に消極的な姿勢を示した場合は、米国が単独でイラクを攻撃する用意がある、との認識を示している。