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【バグダッド小倉孝保】イラクのサブリ外相は27日、記者会見し、国連査察団からの国連安保理への報告書でイラク側の非協力姿勢が指摘されるとの見方が強まっていることについて、「我々は完全に協力している。なぜ、非協力といわれるのか」と反論した。
外相は、フセイン大統領宮殿を含めた査察を実施し、いずれでも査察がスムーズに行われたことを挙げ、「イラクは完全と言う以上に協力してきた」と述べた。そのうえで、「査察では、大量破壊兵器の証拠は何も発見されておらず、米英両国はイラクに大量破壊兵器がないことを知っている。非協力的とする指摘には、イラクに心理的な圧力を加える狙いがある」と非難した。
また、イラク人科学者が査察団の聴取に際し、イラク当局の立ち合いを求め、単独聴取を拒否している問題について、外相は「我々は聴取を促した。だが、どこの国でも、個人の自由は尊重されなければならず、(政府として)聴取を命令することはできない」と話し、科学者個人が聴取を拒否したからといって、イラク側が非協力とはならないとの考えを示した。
[毎日新聞1月27日] ( 2003-01-27-21:10 )
★ 「非協力的とする指摘には、イラクに心理的な圧力を加える狙いがある」というより、対イラク攻撃を正当化する根拠付けの一つでしょう。