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(回答先: イラク開戦時、CIAが“兵器情報”開示 [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 27 日 19:07:40)
パウエル米国務長官は26日、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で演説、イラクが保有する大量破壊兵器の武装解除をあくまで進める決意を表明、そのために必要であれば、「単独でも武力行使する権利がある」と言明した。同時に、「明日、あさって結論を出そうとはしていないが、時間切れは迫っている」とも強調した。
同長官は、「なぜ、査察にもう少し時間を与えないのか、という人がいるが、査察は時間の問題ではない」とし、イラクの非協力によって査察が機能していないことが問題だ、との認識を示した。「イラクが安保理決議に従って自ら武装解除することを求める。しかし、それが武装解除の唯一の方法であるとなれば、戦争に尻ごみはしない」とも指摘した。
武力行使の決断時期についての表現は、発表された草稿にはなく、また、草稿にあった「米国は戦争を急いでいるわけではない」という部分が削除された。そのかわりに、「時間切れが迫っている」と繰り返しており、事態が切迫していることを強調した内容となった。
現時点での対イラク攻撃に反対する国際世論が高まる中、27日の安保理での査察報告を前にした多忙な時期に長官がダボス入りし、世界から集まった政財界指導者に直接訴えたのは、米国の立場に理解を求める説得工作が必要と判断したためといえる。 (22:32)