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【ワシントン=春原剛】米国防総省高官は24日、米国が対イラク武力行使に踏み切った際、フセイン・イラク大統領が撹乱戦法の一環として、自国内の油田施設を意図的に破壊する恐れがあると指摘、イラク領内の油田施設を米軍が防護する方向で検討していると言明した。
同高官は「信頼できる複数の情報筋」の話として、フセイン大統領がこうした油田破壊計画を密かに検討していると表明。「油田破壊はテロ活動だ」と述べ、イラク政府の対応を非難した。
同高官は1991年の湾岸戦争時にイラク軍がクウェートから退却する際、同国の油田を破壊した事実にも言及した。この結果、クウェートの油田復興には「200億ドル以上かかった」と指摘し、イラクが自国の油田破壊を決行した場合、全体の復興費用は300億―500億ドルと予測していることも明らかにした。 (12:01)