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【ワシントン中島哲夫】米CBSテレビは24日、米国の対イラク武力行使は「3月のある日」に、300〜400発の巡航ミサイルを撃ち込むことから始まると報じた。ただし、「現在の戦争計画が維持されるなら」という条件つきだ。
同放送によると、イラク軍を戦意喪失に陥れるほど強烈な空爆を加えることから、開戦日は空爆(Air Strike)の頭文字をとって「Aデー」と呼ばれる。2日目もやはり300〜400発の巡航ミサイルを投入する。両日の1日当たりの巡航ミサイル使用量は、91年の湾岸戦争で使われた総量を上回るという。
この戦争計画は「衝撃と畏怖」と呼ばれる概念に基づく。最初の数日間に精密誘導兵器を大量かつ集中的に撃ち込むことで、物理的な破壊と心理的打撃を与えることを狙っている。立案者の一人は、広島の原爆に言及しながら、攻撃の相乗効果を説明した。
同テレビは、イラク指導部を標的にするこの作戦がうまく行けば地上戦はなくて済むと報じたが、ブッシュ政権の誰もがそう信じているわけではないとも伝えている。
[毎日新聞1月25日] ( 2003-01-25-13:13 )