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2003.01.23
Web posted at: 15:10 JST
- CNN
国連(CNN) アナン国連事務総長の特使として朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を訪れていたストロング特別顧問は22日、核開発問題をめぐり国連安全保障理事会が北朝鮮に制裁を発動した場合、同国は制裁を「戦争行為とみなす」考えを示したと明らかにした。
ストロング顧問は事務総長への報告後、記者団に対して、北朝鮮当局との協議は「前向きなものだった」としながら、「安保理が制裁やその他の懲罰的措置を加えるなら、それを『戦争行為とみなす』という表現まで使っている」と説明した。
北朝鮮との協議内容を安保理に報告するかとの質問に対しては、「私は事務総長にのみ報告する。この問題は現在、安保理の議題になっていない。事務総長から、安保理へ報告するよう指示されていない」と慎重な姿勢を示した。
一方、中国と韓国を歴訪した米国のボルトン国務次官(軍備管理・国際安全保障担当)は22日、ソウルで記者会見し、北朝鮮の核開発問題を安保理に付託することで、米韓が合意し、中国も反対していない、と明らかにした。
ボルトン次官は、「安保理に付託されるかどうかが問題ではなく、問題はいつか、ということだけだ」と述べる一方、「安保理付託と制裁発動は別問題」だとして、安保理を舞台に制裁ではなく外交努力を最優先させるとの考えを示した。