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2003.01.23
Web posted at: 18:56 JST
- CNN
ワシントン(CNN) 米政府は22日、炭疽(たんそ)菌や天然痘ウイルスなどの細菌兵器テロ対策として、空中の病原体を早期感知する監視装置を全米に配備する作業を始めたことを明らかにした。ただ、地下鉄のような閉鎖された場所や、書簡に付着した炭疽菌などの細菌は感知することが出来ないとしている。
配備される装置は、米環境保護局(EPA)が全米約3000個所に設ける大気汚染調査装置に追加設置されるものとみられる。ホワイトハウスの国土安全保障局高官などは、細菌探知装置の設置数には触れなかったが、大気汚染調査装置の大多数に追加されるとみられる。
病原体が放出されてから24時間以内の感知が可能な細菌探知装置はまず、ニューヨーク市内にすえられ、その後、主要都市に順次、配備される。
細菌探知装置の設置には、準備費用として100万ドル(約1億2千万円)がかかり、毎年1都市につき100万ドルの費用で設置を進めていく。この装置は、昨年2月のソルトレーク冬季五輪で使われたタイプを改良したもの。早期探知が可能な他の細菌の種類については明らかになっていない。